2012年12月23日日曜日

<レビュー> Nespresso PIXIE

「エスプレッソ中毒者の友」


ネスプレッソのピクシーというエスプレッソメーカーのお話。

えと、まず私、エスプレッソが好きです。いえ、コーヒーが好きというわけではなく(朝食は紅茶派ですし)、エスプレッソが好きなんです。幼少の頃、ローマの立ち飲みバールで飲んだエスプレッソが原体験だったりするとカッコ良かったりするわけですが、うーの、えすぷれっそ、ぷれーご、くぁんとこすた?って言うのに夢中で味なんて覚えてませんw

朝10時ごろ、お砂糖ぶっこんでくいっと行くのも良いですし、午後の気分転換、もちろん夕食後も。ミルクをフォーミングしてキャラメルシロップ入れて飲むのもたまりませんね。抽出の時の蒸気が発する音も良いし、香りももちろん。ああ、エスプレッソって素晴らしい!

そんな素敵なエスプレッソなのですが、難点はその手順とお片づけの面倒くささにありました。いや、面倒じゃないって方はここでお帰りになっていただいて結構でございますw
ま、趣味の世界なので、コーヒーでも「手順」への拘りがあるのは存じておりまして…究極、茶道に繋がるものではないかと、はい、あれ?

閑話休題。で、今まではどうしていたかって言うと、エスプレッソ用に煎った豆を挽いて、それを計って詰め、マキネッタかエスプレッソマシン(電動)で加圧して…ってやってたわけです。ちょいと楽なポッド式のエスプレッソマシンは、ポッドを詰めてセットして水を入れれば出来上がりってな感じでした(前に使ってたSAECOのマシンはこれ)。いずれにしても一杯抽出したら豆を入れ替えて、詰めなおしてって作業が必要だし、後から洗うのもちょっと手間。

それに対して、このPIXIEは水を入れてスイッチぽん。温まったらシルバーのハンドルを上げて空いたところからカプセルセットし、ハンドルを引き下げたら後は抽出ボタンを押すだけ。ハンドルを上げると抽出済みのカプセルが回収用の場所に自動的におちて、そこにカプセルセットして抽出ボタン押せば終了。メンテナンスも異常に楽です。味も問題なし。というか、マキネッタとかに比べれば失敗することがないので常に安定したお味を楽しめます。

カプセルは、かなりの種類があります。ほとんどの方は、お好みの味を見つけることができるのではないでしょうか。お気に入りのCOSIはこんな感じ。カプセル10個入りで700円ちょっとだから、一杯あたり70円ちょっと。やっぱり粉から作るよりは高いけど、それでもお安い。後は環境的にどうなのってあたりかな?

大きさもすごくコンパクトになって嵩張らないし(初期型も使ってたのですが、あれはでかかった…)、軽いので普段はしまっとくことも可能。ミルクフォーマーとのセットもああります!エスプレッソ好きの方は、買っておいて損は無いプロダクトだと思います。