2012年2月29日水曜日

The North Face Nuptse Bootie

「雪の日の外出が楽しくなる魔法のブーツ」



もう2月も終わりだというのに、今日の東京は雪景色でしたね。今日は靴のお話。
まさに今日履いていたブーツです。ノースフェースのNuptseブーツ。商品説明はこちら。東京だと年に何回かしか履く機会が無いのですが、雪が降った日やその翌日の道が凍結している日には最強のブーツです。

変わった形に見えますよね?そう、変わってるんです。えーっとわかりやすく言うと、雪道や凍結した道を歩きやすい幅広のソールにダウンジャケット的なアッパーがついているって感じ。実際、アッパー部分は700フィルパワーのダウンが使われておりまして、寒い日には相当暖かく感じます。

逆にフィット感とかは皆無に近く、一応ストリングで締めることはできるものの、これで運動しようとか山を登ろうとかは考えないほうが良いと思います。その代わり、これとヒートテックなソックスを組み合わせると、ちょっとした雪かきとかには最強。防水かどうかはわからないものの、水が染みてきたこともありません。あと、グリップは強いです。

後は形が面白いので、着てるものによっては意外とファッショナブルなコーディネイトになったりします。
Amazonだと男子用はコーデュロイのものしか残ってない模様。

そんなわけで、雪が降ると足下が寒かったり滑るのが怖くて憂鬱になるあなたにおすすめです。

2012年2月19日日曜日

<本> フェルマーの最終定理

前に買っておいたのですが、チマチマと読み始めて今日読み終わりました。
昨日、Google+でフォローしている方から友愛数の話が出てて、不思議なシンクロニサイティを感じたり。

さて、みなさん数学は好きですか?私は嫌いですw
いや、幾何の問題を解いたりするのは大好きでハマるとやめられなくなるんですが、つまらなくて、ややこしい式が並んでるのを見ると吐き気が…

で、この本はおもしろい方の数学の話です。「フェルマーの最終定理」もしかするとどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?中世に実在したフェルマーという数学者が「私はこの定理を証明したが、余白が無いのでその内容は書けない」として亡くなってしまったばっかりに、数世紀にわたって数学者を悩ました難問です。

本書は、フェルマーの最終定理をめぐる様々な出来事だけではなく、数学の目指してきたものは何なのか、どんな発見があったのかなど興味深い内容が一般の方にも分かりやすい言葉で綴られています。素数の話も出てきますし、楕円曲線の話も…。サイモン・シンさんの力作ですね。

ここで、あれ?と思った方。はい、サイモン・シンさんはあの「暗号解読」の著者でもあります。これは文庫になる前に買って面白くて一気に読んだ記憶があります。特殊な業界じゃないと暗号なんて触れることもないですよね。ところが今のインターネット、暗号にかなり依存した世界になってるんです。それも素数や楕円曲線…

フェルマーの最終定理ともども、興味のある方には是非お勧めしたい本。そういえば、「数学ガール」なんて漫画もあるんですね。もしかして数学流行ってるの?


2012年2月18日土曜日

<本> 会社と仕事を変えるデザインのしかけ

ちょっとした用事の帰りに代官山の蔦屋書店によって、目についたので買ってきました。
で、さっき読了。2時間くらいで読める本です。

内容は会社や個人で仕事をするにあたってのデザインの重要性がわかりやすく解説されており、おすすめできる内容。以前から考えていた内容と被るので、共感しながら読みました。

世の中にはデザインが気になる方とそうでない方がいらっしゃるように思います。私は前者。著者と同じで残念な名刺をもらったり資料をもらったりすると、うーん、この会社(人)は大丈夫かな?って思ってしまうタイプの人間です。いや、何もすごく高度なデザインをしろと言ってるわけではなく、ある程度のコンセンサスが成立するくらいはデザインに気を配っても良いんじゃないかと思っているということです。

デザインを生業にしている方向けの本ではなく、あくまでも会社を経営してたり個人で事業をやられていたりして、例えば名刺や会社案内ってどうすれば良いんだろう?と思っている方に響く内容。だけど、本当はそこに意識が向いていない人に読んでもらうと良いと思うんですけどね。服装とかも同じなんだけど、見た目ってすごく大事だと思います。もちろん見た目だけじゃNGなんだけど、見た目で損をするのはつまらないですよね。

最近のIT系ベンチャー、特にWebやiPhoneなどのアプリケーションをサービスする会社は社内にデザイナーを置いてかなり高度なデザインや統一的なイメージを展開するところも増えてきましたが、数から言えばまだまだ。以前、この現状をなんとかしたいと思い、ベンチャー向けにデザインやコラテラル、名刺や封筒、会社案内などのセットを作って支援するってのができないか何人かに相談したことがあります。

何かできないか、もうちょっと考えてみようかな。

余談ですが、Amazonのレビューに「この著者の会社に仕事を依頼したことがある」って方がネガティブな文章を書いていて、大変な時代になったものだなぁと思いました。本の評価じゃないことを書き込むのってどうなんでしょうね。

2012年2月17日金曜日

Panasonic LUMIX G 20mm F1.7 ASPH.


「フォーサーズ最強のパンケーキレンズ」



前回LEICA DG SUMMILUX 25mm f1.4をご紹介しましたが、今回は20mm f1.7のご紹介。
25mmをつけて持ち出すことも多いのですが、荷物をコンパクトにしたい時などはこっちをつけて持ち出すことも多いです。

25mmとの一番の違いは「パンケーキ」レンズであること。パンケーキレンズとは、コンパクト差を優先させて鏡胴を短く設計したレンズです。一般論としてパンケーキレンズはコンパクトさを優先させるため、画質についてはちょっと我慢になることが多いのですが、この20mmは優秀。普通のレンズと比べても遜色が無い"でき"です。
というか、むしろ25mmが出る前まではマイクロフォーサーズ最高の一本と言っても良いくらいのレンズでした(確か、PanasonicのGF1のキットレンズだった気が。単品はしばらく品薄で手に入らなかったですね)

解放で使っても綺麗に写るレンズです。f1.7と25mmより少し暗いですが、気になる程ではありません。オートフォーカスになってさらに液晶やEVFでピントを見るようになると、これくらいの開放値の差は殆ど関係ないくらいです。一番のポイントは寄れること。20cmまで寄れる(素子からなので、レンズの先端からはもっと寄れる感じです)ので、マクロとまではいかないものの、そこそこ近接にも使えます。後はもちろんコンパクトで軽いこと。

弱点ですが、まずは見た目が…w そんなわけで、社外品のねじ込み式フードを必ずつけています。現実的に一番の弱点は駆動音がうるさいことでしょうか。耳障りってほどではないのですが、ピント合わせでジーコロジーコロ音がします。動画撮影には厳しい。あれ?これくらいしかないかな?25mmと同様、オリンパスボディと組み合わせると露出をあわせるために羽根が動く音がします。

このレンズも手ぶれ補正がついていないので、オリンパスボディとの組み合わせが最強。写真に写っているのはE-PL2です。余談ですが、2012年2月17日現在、E-PL2も底値ですね。Amazonでシャンパンゴールドのパンケーキレンズセットが31800円とかで売ってます。もうすぐ在庫が尽きると思うので、欲しい人は買いですね。ついてくるオリンパスの17mmをオークションかマップカメラで売り飛ばしても良いかも。いや、でもデジタルカメラが安くなるスピード、速すぎる気がしますね。

[追記:2012年2月17日]
Amazon見てたら赤のE-PL2のパンケーキレンズセットが29800円で出てますね。
[追記終了]

Flickr!は、このタグで見てください。Panasonicの商品ページはこちら

このレンズもマイクロフォーサーズを持っている限り売ることは無さそうです。


2012年2月14日火曜日

<本> ストレス、パニックを消す!最強の呼吸法 システマ・ブリージング

たまたま立ち寄った本屋で見かけたので購入。
かなりインパクトがある表紙です。

呼吸の大事さは昔から感じていて、「最強の呼吸法」というタイトルに惹かれました。

閑話開始
ちなみにですね、口呼吸している人は、息を吸うのだけでも鼻からにすると人生変わりますよ、まじで。風邪引かなくなるしね。で、これをトレーニングするためには長距離走ったりヨガしたりが良いです。
閑話休題

で、肝心の本なのですが、全編呼吸法についてかと思ったらそんなことはなく、ロシアの護身術であるシステマに基づく様々な解説がなされています。もちろん呼吸法の解説に多くのページがさかれているわけですが、体のメカニズム、呼吸の重要性といったところから解説が行われています。

システマって以前聞いたことがあって、ガチのマーシャルアーツ系かと思ったら戦場で生き残るためのテクニックみたいなものなのですね。で、生き残るためにはまずリラックスし、視界を広げること、そのためには呼吸という流れが解説されています。戦場で死にやすいタイプとそうじゃないタイプなんて話もあり、うーん、なるほどと思ってしまいました。

そんなわけで、呼吸法とかストレスコントロールに興味がある人におすすめ。自分の体を良い状態に保つのって本当に大事で、そのためには呼吸であったり姿勢だったり、そういう基本的なことが大事なんだとつくづく感じる今日この頃です。

2012年2月13日月曜日

Apple MacBook Air 11inch 1.6Ghz

「キーボード付きiPad」


今さらですが、MacBook Airのレビュー。私のは11インチの最小構成モデルです。定価で84800円のやつね。

今の形のMacBook Air、良いなぁと思っていたのですが、普段使っている13インチのMacBook Proと比べるとどうしてもディスプレイがだめ。で、こいつから乗り換えようとするとやっぱり13インチのフルスペックモデルになるわけで、お値段的にもかなりの出費。というわけで、スルーしていたわけですが、カフェでミーティングとかのシチュエーションで13インチのMBPを机の上に出すと、それなりに存在感あるわけです。店員さんの目も心なしか厳しいし。

もちろんiPad+Zagg Mateという手もあるんですが…

そんな昨年末のある日、渋谷のヤマダ電機でXiルータを見てたら、docomoのウィンドブレーカーを着たお兄さんが悪魔の囁きを耳元で。
「Xiにご興味ありますかぁ?」「ええ、今はWiMAX使ってるんですけど…」「Xiは速いですよ、今週末なら特別にPCと組み合わせて40000円引きできちゃいます!」「(おお?)それってMacBook Airとかでも良いんですか?一番安いやつ…」「在庫があればもちろんOKです、ちょっと見て、あ、ありますよ。割引は5%ですが、今日ならさらに5000円の商品券つけちゃいます。ポイントは40000円引いたところにしか付きませんけど…」「カ、カードでよいですか?」

というわけで、無料でXi端末ゲット。初期費用3000円掛かりましたが、84800*0.95-40000(キャッシュバック)-5000(商品券)-4000(ポイント)って感じで実質40000円切るお値段でMBAゲット。Xiの契約は二年縛りなので使わない月も1000円掛かりますが、もともとWiMAXから乗り換えを検討してたので問題なし(Xiの話は別に書きます)。後でググったら、昔は50000円引きもあったみたいですね。

で、このMBAですが、位置づけとしてはiPadの代替って位置づけ。アプリケーションもKeynoteを入れてる以外はEvernote、Echofon、Dropboxとかその辺で、基本的にローカルにファイルは保存しないというルールで運用してますが、なかなか快適。問題はChromeでタブをたくさん開いた時に動作が極端に遅くなることくらいかな。MBPと平行運用なので、自宅やパワーがいる作業にはMBP、バックの中にMBA入れっぱなしという切り分けになりました。

軽いってことはやっぱり素晴らしいのと、いろんなことがブラウザ+クラウドベースでできる環境があるので複数台で仕事をするのがすごく楽です。

15インチのMacBook Airが発表?という噂もありますね。どうなるのかな?

2012年2月12日日曜日

JVC Kenwood HA-EB75(ランニング用ヘッドフォン)

「音楽好きなランナーの友」


JVC Kenwood(あれ、合併したの?)のヘッドフォンHA-EB75です。
それまで使っていた、インイヤータイプのヘッドフォンがランニングしているとよく外れるので発注。先週届いて何度かランニングで使ったのでレビューです。

基本的に走るときにはiPhoneでNike+ GPSというアプリを使っています(あれ?無料じゃなかったっけ?)。このアプリはよく出来てて…あ、今回はヘッドフォンの話でしたね。Nike+ GPSは音楽を再生してくれる機能も持っていまして、たいていの場合はヘッドフォンをして音楽を聞きながら走っています。

で、このヘッドフォンが悩みどころ。今、走る時以外はAtomic Floydのヘッドフォンを気に入って使ってるのですが、これをランニングに使うのは無理。ランニング用ヘッドフォンに求められるのは、軽くて、外れにくくて、壊れにくく(防水)、そこそこお値段が安いことではないかと。音質は正直プライオリティ的にかなり低い感じ。ランニング用にはNikeの耳掛けタイプやPhilipsのインイヤータイプを使っていたのですが、うーんという感じ。で、Amazonで探して見つけたのがこれ。

お値段的にも2000円を切るリーズナブルな価格帯で耳掛け位置の調節が可能。さらに簡易防水機能もついてて、かなり理想的。というわけで、早速これを使いながら走ってみたのですが、フィット感、外れにくさはパーフェクトに近い感じです。フィットするしないは個人差があると思いますが、かなりいけてます。ちなみに私はサングラスをかけてるのですが、それも問題ない感じ。

いけてないところは、コードが長いことかな。この値段だからしょうがないのですが、付け替えが可能になっているか、もしくは二段式になってるとベストでした。逆に音質は素晴らしいとはもちろん言えないものの、走りながら聞くぶんには悪くない感じ。といわけで、しばらくこれで走ってみようと思います。三色展開で私は赤を買ったのですが、デザインも安っぽさが無くて良い感じです。

まだまだ寒くてランニングが辛い日もありますが、楽しいグッズで乗り切りましょう!


2012年2月9日木曜日

ヒューロム ジューサー

「本当のジュースを飲んだことがありますか?」


今日はジューサーのご紹介。

低速回転ジューサーって聞いたことあります?私は、これを勧めてくれた友人(飲み仲間)に聞くまで知りませんでした。私が知ってるジューサーと言えば「ウィーン」って甲高い音を立てる例の奴か、もしくはフードプロセッサーみたいな羽根が切り刻むやつかだったのですが、これはどちらとも違います。上の写真の用に、石臼(実際には強化プラスチックですけど重いです)のような部品が回転しながら野菜や果物を外側の網に押し付けることによってジュースにするという仕組み。

なんでこれが良いかというと、高速回転で搾ると、熱によって野菜や果物の酵素が壊れるからなんだそうです。詳しくはこちらの輸入元のページを参照。うちは二年くらい前に買ったのですが、当時はもっと高かった記憶あり。最初は半信半疑だったのですが、逆にこれくらいの投資で効率的に栄養が取れるのは安いかもと思っています。毎日飲んでるとお肌がつるつるになる感じ。

今は毎日ではないものの、ニンジンをベースにリンゴやレモン、キウイフルーツやイチゴなど、季節の果物を加えてジュースを作っています。ニンジンだけでもフレッシュなものは甘みがあって美味しいです。これだと楽に栄養が取れる感じ。ニンジンは縦半分、リンゴは四分の一くらいに切って種を除いて投入します。低速とはいっても、搾るのにはそれほど時間はかかりません。

弱点ですが、まず重くてでかいです。ジューサーの透明の部分からジュースと搾りかすが排出されるので、それなりの場所が必要。後はお掃除大変。毎回分解して掃除して…なんですが、搾りかすを落とすのが大変。これ、大きめのブラシを買ってくるとちょっと楽になります。あ、搾りかす、すごく大量に出ます。最初のころはもったい無いと思ってたのですが、栄養は取れてるし良いのかなと。ニンジンの搾りかすはカレー作ると良い感じです。

今、使っているのは、下のAmazonのリンクで言うと左の取っ手があるやつ。これより小さいやつもあるのですが、使いにくそう。右のやつが新しいモデルのようなのですが、こっちは使った事無いのでわかりません。重量が同じくらいだから、モデルチェンジしたものかな。

というわけで、興味が有る方は「低速ジューサー」とか「ニンジンジュース」とか「ジュース 酵素」とかでググってご検討を。


2012年2月8日水曜日

Glovesのグローブ

「これがあれば、しばらく手をつながなくても大丈夫、かも」


ちょっとした小物のレビュー。
イタリア、Sermoneta Gloves社のグローブです。

手袋とか小物は好きで、いくつか持っているのですが一番のお気に入りはこれです。凄く柔らかい、オレンジがかったブラウンのレザーにカシミアライニング。腕周りにベルトがあって、フィッティングを調節できます。このベルトは使ってない時にまとめておくのにも便利。ボタンがGlobesの意匠になっててかなりかわいい。

ライニング付きで暖かいにも関わらず、フィット感が素晴らしく(これってカッティングなんでしょうか?)まったくゴワゴワ感がありません。こういうグローブは1サイズ小さいものを買って、伸ばして使うのがよろしいかと。しかし、こういうのにかけてはイタリア人、天才ですな。

数年前にどこかのセレクトショップで一目惚れして買ったと思います。Gloves社のWebを見ても日本には正規代理店が無い模様。ただ、Googleで検索するといくつか引っかかってくるので気になる人はチェックしてみてください。ただし、グローブだけはお店で実際に試してから買うことをお勧めします(私、履いたことがあるブランドの靴はインターネットで購入するのにまったく抵抗がないんですが、グローブは絶対試着するべきだと思います)。

寒い日々が続いていますが、マフラーとか帽子とか手袋とか、お気に入りがあると、ちょっとだけ外出が楽しくなりますよね。というわけで、レビューってほどではないのですが書いてみました。

Sermoneta Gloves社のWebはこちら

<文房具> ぺんてるビクーニャ

「現時点で書き味のスムーズさNo.1」


突然ですが、文房具が大好きです。
今に始まったことではなく、中学、高校時代から好きでした。
当時は日本の文房具よりもアメリカやヨーロッパのものがお気に入りで、特に使いやすいわけでもないのにmeadのノートにいろんなペンを使ってノートを取っていたような記憶があります。

今や、自宅ではPC、移動時間はiPhoneやGalaxyTab、お風呂はiPadと、ほとんどの時間をデジタルガジェットと過ごし、ペンを走らせる時間は激減しているわけですが(時々、漢字が書けなくて愕然としますよね)、何かのアイディアをメモしたり、絵や図を買いたりする時はやっぱり大好きな筆記用具が必要です。そういう理由をつけてはハンズや文教堂で新しいペンを買いあさってるのは内緒です。

そんなわけで、かなりの数の筆記用具があるわけですが、今日はぺんてるのVICUNAのご紹介。一本200円もしない安いボールペンなんですが、書きやすさ、スムーズさはこのセグメントで一番だと思います。とにかく引っかからない。低年度油性インクというのを使っているらしいのですが、サラサラって感じで書けます。イメージ図を描いたりするのにもGood。もう一つのポイントはインク垂れが少ないこと。同じような売り文句のペンでインク垂れがひどくて一日で使うのやめたペンもありましたっけ…

デザイン的にも手にフィットする綺麗なデザインだと思います。で、お値段は前述のとおりなので、立ち寄る先に何本か転がしておきたい感じ。
というわけで、おすすめです!

ぺんてるのサイトはこちら

 

2012年2月6日月曜日

Roberu iPhone4/4S レザーケース

「大人のiPhoneケース」


今日はRoberuという工房にVIVA-JAPANが別注したiPhoneケースの話です。
最初にお断りしてくと、この別注、私も企画に関わってます。
いや、これが本当に良いんですって!

で、iPhoneケースの話。Roberuという小さな革工房が横浜にありまして、今回のこのケースはもともとRoberuが作っていたiPhoneケースに革と糸の色、番手、ロゴを別注して作って頂いたものです。

まず、元々のiPhoneケースのデザインが素晴らしく、他に無いものだと思います。作りも凝っていて、すごく薄い革を重ねてサイドゴアブーツのゴム素材のところを上下から挟み込んだような形。着脱はゴムの部分を伸ばし、後ろから革の部分を被せるようにして行います。
後は革の柔らかさでiPhoneの形に馴染み、始めて見た人は「あれ?」って反応を見せるほどしっくり来ます。

正直言うと、最初は乗り気じゃなかったんです。iPhone4-4Sのデザイン、私はすごく完成されていると思っていて、できればカバーなんて着けずに使いたいと思っていて、実際にカバーを着けずに使ってた時期も長いです。が、その反面、手にした時の滑りやすさや落として壊した人の多さを見るとカバーの必要性は理解できるわけで。

なんて悩みは実物が出来上がった時点で吹っ飛びました。やはり革の手触りはプラスチックやシリコンのケースでは得られないものです。ネイビー×赤という色も黒、白両方のiPhoneにマッチし、使っているうちに経年変化でさらに素敵になってくるという…
ちなみに弱点ですが、左上にある音量Offスイッチがカバーされちゃうのでカバーを外さないと動かせませんwww

このケース、こんなイケメン達が、こんな素敵な工房で手作りしくれてます。


この別注はVIVA-JAPANのみで購入可能。
100個限定で作ってもらって、オフラインも含めて半分以上売れちゃいました。

欲しい方は是非。

2012年2月5日日曜日

<書評> 迷いと決断

新幹線に乗って日帰りで旅をすることになり、ふと手に取ったのがこの本。
かなり前に読んだ新書なのに、なぜか本棚に残してありました。

最終損益2000億を超える赤字の中、社長交代のニュースを読んだことも頭に残っていて、それがトリガーになったんだと思います。

ちなみに私、SONYの大ファンです。歴代Walkmanは使い倒してきましたし、携帯もMemory Stick WalkmanなKDDI機(例の猿が感動してるCMのやつですよ)を始め、クルクルピッピに慣れ親しみ、テレビはトリニトロンのスタジオモニター(ええ、チューナーがついてなくてそれだけだと何も映らないやつですよ)なんて使ってました。某社で最初にUNIX触りまくったのもNewsだったなぁ。

そんなことはおいといて、書評です。いろいろと批判されることが多かったり、この本もいいわけだとか言われてたような記憶がありますが、私は経営者としての気持ちを正直に綴った良い本だと思います。今、読みなおしてみても共感することは多く、また出井さんが考えていた未来と現在が、かなり重なっているということを感じます。経営者として寝れない日々を過ごしたとか、あまりにひどい記事に心を痛めたなんてこともすごく共感。

なんか、書評じゃなくなってますが、端的に言うと私は出井伸之という経営者が好きなんだと思います。この本に書かれたことは出井さんの視点からの記述であり、実際にはいろんなことがあったこととは思いますが、それにしてもいろんな政治、パワーが絡み合う中、果敢にチャレンジされていた姿勢は素晴らしい。もちろん後から考えれば「間違い」と言われる経営判断もあるとは思いますが、経営判断なんてそもそも「その時点でベスト」と思うことを選択する以外の何ものでもありません。

時代は変わり、流行りの経営スタイルも変わっていくのかもしれませんが、魅力的な経営者というのはそんなに変らないはず。そんなところに興味がある方に読んでほしい本です。

それにしてもQualiaプロジェクトは続けて欲しかったなぁ……

2012年2月4日土曜日

<映画> フェリスはある朝突然に

調子にのって映画も……

1986年の作品なので、もう25年も前につくられた映画。
でも、大好き。好きな作品を10本上げろと言われたら、確実にランクインします。

そういえば、あの頃は蒲田の小さな映画館とか含めて、たくさん映画を見てたなぁ。「ミツバチのささやき」もそうだし「旅芸人の記録」とかマイナーなギリシャ映画まで……そういえば1月末にはテオ・アンゲロプロス監督が新作の撮影中に事故で亡くなってしまいましたね。残念です……
閑話休題。

というわけで、フェリスはある朝突然になのですが、先日映画ニュース「「フェリスはある朝突然に」続編製作へ? 」という記事を見つけてしまい、思わず盛り上がってDVD発注して見なおして盛り上がってしまいました(ブルーレイはないのね)Wikiはこちら

原題はFerris Bueller's Day Off。IMDBはここ。ヒューズ監督の青春系作品で、ある日高校生で人気者のフェリスが仮病で学校をサボって、友達と一緒に最高の一日を過ごそうとするってお話なんだけど、スピード感、センスとも抜群。Jeffrey Jonesの校長先生なんて、最初から爆笑です。フェラーリ250・カリフォルニアがシカゴを疾走する勇姿を見ることができるのもポイント。

今見直すと、いろいろ古臭かったりするのですが、そんなの関係ないってくらい楽しめる映画です。ワーッ!って感じなんだけど、ちょっと良い話もあったり。そして"Life moves pretty fast. If you don't stop and look around once in a while, you could miss it. "ってセリフ。毎日流されるままに学校に通ってるだけじゃ…的な文脈だったと思いますが、そう、人生は短いんです。

映画って本当に良いものですね。

ワコール CW-X SPORTS TIGHTS Pro Model

「膝に爆弾を抱えるランナー、アスリートのための救世主」


今回は少々趣向を変えてスポーツタイツのレビューなど。
お題はワコールのCW-X SPORTS TIGHTS、Pro Model(US仕様)です。

去年の春から走りはじめまして(もちろん時々サボるんですけど)やっと20キロ以上走れるようになってきました。ゴルフで膝を痛めて水がたまるようになってしまい、加圧トレーニングも楽しくないので長続きせず、周りにランナーが多かったのでとりあえず走ってみようかと。

最初のうちは、やはり膝の痛みがひどく、膝をかばって走っていたら足の甲がひどく痛んでしばらく走れなくなったりもしていました。ところが、ある程度走れる用になると不思議と膝の痛みは和らぐんですよね。膝の周りの筋肉が落ちるのが膝痛の一因というのは正しいのかも。

そんな時の強い味方がスポーツタイツ(コンプレッションウェア)でした。コンプレッションウェアは伸縮性のある素材を引っ張る用に着て、締まる力で筋肉をサポートし、疲労を和らげたり姿勢をサポートしたりしてくれるウェアです。いろんなメーカが提供していて、私もゴルフの時も含めてSKINSなどを着てました。

で、走っている人に聞いてみると、やっぱりCW-Xを勧めてくれる人が多く、特に膝に痛みがあるんだったら絶対CW-Xだよと。調べてみると、CW-Xにもいくつかモデルがあるのですが、単なるコンプレッションによる着圧だけではなく、複合素材を使ったテーピング効果もあるようで、これは試してみるしかないと。

まず、CW-Xのサイトを確認。いろいろ種類があります。こちらはyoutubeに上がっている各モデルの解説ビデオ。



というわけで、膝のサポートを優先させるとプロモデルかスタビライクスモデルが良さそう。私は膝+全体的なサポートを試してみたかったのでプロモデル(US仕様)をゲットしてみました。

実際に履いて走ってみた感想ですが、今のところ素晴らしい!という感じです。膝のサポート感はかなりあり、腰も楽な感じ。距離を走っても痛みが少ない気がします。膝の周りをテーピングしてるような安心感、という感じでしょうか。
難点は生地が硬くて履きにくいこと。これはサポート力と裏腹なのでしかたが無いところですね。もう一つ、私が購入したプロモデルは真っ黒なので、これだけ履くと、えが…いえ、なんでもありません。

スタビライクスモデルの方がおしゃれで扱い易いのかな。もし、膝や腰などの関節に不安感があって、スポーツを安心して楽しみたい、パフォーマンスを出したいのであればお勧めです。スキーやボード、テニスやゴルフにも良いと思います。レディースもありますよ。

あ、あと、買うときにはサイズチャートで厳密にサイズを合わせること。効果を出すためには大きめよりは小さめの方が良いようです。


2012年2月2日木曜日

Panasonic LEICA DG SUMMILUX 25mm


「このレンズのためにM4/3ボディを買っても良いレンズ」


モノ系レビュー第一弾は、これにしようと決めていました。
Panasonicのマイクロフォーサーズ用レンズ、LEICA DG SUMMILUX 25mm。

マイクロフォーサーズは画角が焦点距離の二倍換算になるので、35mmフィルムカメラの画角に換算すると50mmとなり、ちょうど標準レンズの範囲を切り取れるレンズになります。発売前から期待されていたレンズですが、私は同じPanasonicの20mm F1.7を常用レンズにしており、これもなかなか良い写りをするので発売直後は様子見。
ところが、信頼するminami-sanのBlogでも最高レベルの評価。結局我慢できずに購入したわけですが、まさに買ってよかったプロダクトでした。もしかしたら、2011年に買ったものの中で満足度トップレベルかもしれません。

このレンズ、とにかく写りが素直。コーティングが良いのでしょうか、光が綺麗に写ってくれます。もちろん写りが良いレンズは他にもたくさんあります。特筆すべきはマイクロフォーサーズのボディと組み合わせると、非常にコンパクトで軽いシステムにできること。このレンズを購入した人の多くが「うん、もうこれでいいかなと思った」と言うのも納得が行く写りです。実際問題、私もこのレンズを一本だけ付けて持ち歩くことが多くなりました。

開放も使えて絞り込んでも使え、さらにモノ撮りから人物まで広く使えるレンズです。歪みもほとんど感じられず、逆光にも強く、収差もほとんど感じることができません(マイクロフォーサーズのレンズなので、ボディ側で補正をしていると思いますが)。AFのスピードも速く、F1.4の明るさなので暗いところでもそこそこ粘ります。というか、このレンズが厳しい暗さは素直にマイクロフォーサーズを諦めて大きなカメラを持ち出すしかないかと。

弱点というほどでもないですが、手ぶれ補正機能がついていないところは認識する必要があるかもしれません。おすすめは、このレンズをオリンパスのボディで使うこと。オリンパスはボディ側に手ぶれ補正機能を持っているので、このレンズを付けてもしっかり手ぶれ補正が効きます。もっと言っちゃうと、最新のカメラをレンズセットで買うんだったら、一世代古いオリンパスのボディとこのレンズを買うって手もあります!(私は主にE-PL2と組み合わせて使ってます)それくらいおすすめ。ちなみにオリンパスのボディと組み合わせると、シャッターボタンを半押しした状態で露出羽根が動く音がカタカタします。気になる方は事前にテストを。

あとはもう少し寄れると理想的なのですが、これはわがままかもしれません。写りはこちらのFlickr!セットで見てください。Panasonicの商品ページはこちら

えー、昔からレビューは厳しめなのですが、今回はベタ褒めですね。今は手放すことが想像できないくらい好きなプロダクトです。


2012年2月1日水曜日

<書評> トニー・ブザン 頭がよくなる本


トニー・ブザン 頭がよくなる本



Facebookに書いたと思うのですが、自己流でやってきたマインドマップの書き方を見直すために「ザ・マインドマップ」を購入し、読みかけたところでこっちを先に読むべきではないかと思いAmazonでポチりました。朝ポチって夜には届いているってやっぱりすごいことですね。

で、「頭がよくなる本」というすごい題名のこの本ですが、マインドマップを学習するにあたっての前段として読むと良い本だと思います。トニー・ブザンはマインドマップを考案した人。本書は脳の話から始まって、本の読み方、人間の記憶のメカニズムについて解説が行われた上で、後半半分はマインドマップの話が書かれています。

基本的には、人間の脳のメカニズムは未だ解明されない部分が多いものの、その能力が活用しきれていないというのは明確にわかってきており、その能力を活かせばもっと効率的に知識の習得(読書)ができ、そして復習を行うことによって効果的に記憶に留めることができるというロジック。で、人間の脳の潜在能力を活かす手段としてマインドマップという記法が有効であるという展開になっています。

すごくわかりやすく、200ページと少しの薄い本なので、興味がある方は読んでみたらいかがでしょうか。

それにしても最近いろんな本で目にするのが多読、速読の必要性。シンクロナイゼーションか?というくらい……私も本を読むのは速い方なのですが、もっと速く読む技術を身につけないとと思っています。

こうしたこと、なんで学校で教えないんでしょうね。マインドマップに限った話ではないのですが、本の選び方や読み方、議論の仕方など、勉強の仕方を教えることによって学生はもっと有意義な時間の使い方ができるのではないかと感じます。