2012年6月8日金曜日

<本> 体の病気も心の病気も首で治る

サンマーク出版の電子書籍で読みました。

何人かの方にはお話したことがありますが、最近うつ病になる人や体調を崩す人が多いのは、ノートPCやスマートフォンが普及し、目線を下げる姿勢を取る時間が多くなったせいではないかと考えておりまして、ふと目についたので読んでみました。

結果、あまりに考えていたことと同じことが書いてあったのでびっくり。

著者はCTスキャンなどの開発にも携わった脳神経外科医とのこと。かなり昔から不定愁訴の原因は首が凝ることによる自律神経への負担から生じるのではないかという仮説に基づき、これの研究と臨床をなさってきたとのこと。

現象の捉え方は全く同じで、
・ノートPCやスマートフォン(携帯)を使う時間が増える
・下を向いて作業をする時間が増える
・その時間は首の後ろの筋肉が頭を支えることになる
・頭の重量はスイカと同じかそれ以上
・首の後ろの筋肉がこの重さに耐え切れずコリ出す(=血行不良)
・さらに症状が進むと、自律神経が圧迫され、様々な問題が生じる
・うつやパニック障害を引き起こすことも…

実は、私も一時はかなりひどい首こり→肩こり→背中の痛みに悩まされ、ひどい時には痛み止めの注射を打ちながら仕事をしていたことがあります。

というわけで、「あれ、最近おかしいな?」と思う方、ちょっと手に取って読んでみてください。治すには生活習慣に気を配り、長時間同じ姿勢で作業をする場合には休みを入れるなどの地道な対応をしていくしかないみたいですが…

ちょっと気をつけてみようっと。

1 件のコメント:

  1. 私も慢性の体調不良に悩まされており、以前彼の本を読んだことがあるのですが、その後いろいろ調べて彼に対する考えを変えました。
    一度、著者の名前で検索してみてはいかがでしょうか。

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