2012年1月28日土曜日

<書評> 「先延ばし」にしない技術

ここのところ、数冊の本を並行して読んでいたのですが、「先延ばし」にしてはいけないと思い、読了。

今年に入ってからの私は、仕事でもプライベートでもやりたいことがたくさんあって、「時間が足りない」という感覚を感じていました。
本を読むにも時間は掛かりますし、最近サボリ気味になっているランニングも一度走ると1時間から3時間くらいは取られることになります。調べたいことは山ほどあり、会って話をしたい人もたくさんいて、更に試してみたいサービスも…。

私の場合、一番まずいのは、あるスレッショルドを超えたタイミングで出てくる「意味の無い焦燥感」と「こんなことしてていいのか?」感。
だからといって、逆にスケジュールを詰めたり、睡眠時間を削ったりしても良い結果が出ないことはわかっており、この歳になるとそっち方向には行きません。というわけで、何かのヒントがあればと思って読んでみました。

感想を一言で言うと、良書だと思います。良くまとまっていますし、独自の視点からの考察も感じられます。その反面、こういう系統の本を読んでいる方は「ああ、同じような話だなぁ」と感じるかもしれません。例えばブライアン・トレーシーの「カエルを食べてしまえ!」など。共通するのは、時間管理の話ではなく、意識やスタンスの話だということでしょうか。

今の私には根本的な気づきを与えてくれる本ではなかったのですが、幾つか考え方やスタンスに関するヒントをもらうことができました。というわけで、おすすめ。


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