2012年7月1日日曜日

<本> LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた。

本田直之さんの新刊。

Amazonで発注後、しばらく在庫がない状態だったのですが、先日届きました。

結論から言うと、すごく共感できる本です。自分も同じようなことをしている、経験してきたからかもしれませんが、今までの日本における常識的な幸福追求では、これからの時代、幸せを得ることは難しいってのは全く同意。

著者の問題意識は、日本はこれだけ豊かな国なのに、国際的な幸福度調査ではかなり低いランキングになることが多く(上位は北欧諸国)、これはどうしてなんだろう?ってところから始まっています。
で、単なる思索によるだけではなく、実際に北欧諸国に足を運び、そこで実際にインタビューを重ねることによって日本と北欧の違いを見出し、そこから話を展開させていくという構成になっています。

VIVAというソーシャルコマースのサイトの中でCafegrooveの浜田君との対談が上がっているのですが、そこでも「選択」がキーになると言われています。物質主義的な、欲しい物を手に入れて得られる短期的な幸福感から、自分がライフスタイルを選択することにより得られる長期持続可能な幸福感へのシフト、かな。

そのためには、今までの周りから押し付けられてきた常識を疑い、マルチインカムで仕事を楽しみ、スポーツや旅を取り入れたライフスタイルを実現しようという、従来からの著者の主張に沿った展開。
最近、「ドトールはノマドじゃなくて、スタバじゃないと」みたいな「ノマド論」もあるみたいですが、本質はこっちだよね。

さらっと読める本なので、みなさん是非読んでみてください。

副業をしたい人と仕事を結びつけるような仕事ができないかな、ちょっと考えようっと。

0 件のコメント:

コメントを投稿