2012年3月3日土曜日

<レビュー> CANON EOS 5D Mark II

「3の予算で2とレンズが幸せかも」


そんなわけで、EOS 5D Mark IIIが発表になりました。スペックを見るとサプライズは無いものの、3年分の順当な進化が感じられ、たぶん良い絵が撮れるカメラになってるんだろうなと。が、ここであえて5D Mark IIってのはどうだろう?という話です。

5Dmk2は非常に良いカメラでした。発売は2008年の秋ごろだったと思います。24-105mm F4 ISのLズームと一緒に発表になったんだっけかな?当時はフルサイズがブームで、5Dmk2とNikonのD700、SONYのα900の特集がカメラ雑誌で組まれてたりしました。私は1DS MarkIIからの入れ替えだったと思います。1D系が重くて持ち出すのが苦になってたところに発表され、24-105mmのレンズセットを買いました。

このカメラ、出てくる絵は本当に素晴らしかったです。Flickr!のセットはこちら。スライドショーはこちら。16-35mm F2.8のLズームとか100mm マクロ、後は85mmなんかを良く使って撮っていた記憶があります。もちろん24-105mmのレンズも良くて、極端な話、この一本さえあればたいていの絵は撮れてしまうレンズだったりしました。

不満はAFのエリアが狭いのと、シャッターなどの動作音が気にいらなかったこと。OlympusのE-5が欲しくなった時に7Dとどっちを残すか考えた結果、7Dを手元に残しました。フルサイズが必要になったら将来買えばいいやという割り切りで。で、5D Mark III。今すぐに買うかというと微妙なところ。売り出し35万って考えると、だったら1DXかなという気もしてきます。CANONマウントのレンズを揃えてて、軽いフルサイズ機を待ってた方は迷わず買われるんでしょうけどね。あ、でもフルサイズで連写って必要ないし、望遠側欲しいから7D残して5Dmk3買いまし?うーむ…

さて、ここからが本題なのですが、CANONレンズが揃ってなくて、フルサイズに興味があって、という方がいらしたら、5D Mark IIと良いレンズを一本余計に買ってはどうでしょう?と思うわけです。今、Amazonで見ると、ボディだけなら17万、24-105L付きで24万。Mark IIIの予想価格はボディだけで35万、24-105L付きで45万。ここに20万の価格差が!20万あると結構色んなレンズが買えて、単焦点だと組み合わせによってはLレンズ二本、もうちょっと出すと70-200mmのLズームが買えます。マニュアルフォーカスで良ければツァイスのレンズも買えたりしますし、相性もばっちりです。

基本的に個人の趣味なので人それぞれと言ったらそれまでなのですが、5D Mark III買ってお金が尽きて互換レンズメーカの購買率ズームをつけるなんてのは愚の骨頂だと思います。ま、いいんですけど。

今回は5D Mark II+レンズって線をおすすめしましたが、この値段だともうすぐ発売のSIGMA SD1 Merrillがレンズ付きで25万くらいになりそうなんですよね。SIGMAのレンズを揃える気は無いので買わないと思いますけど、あ、でもマクロ専用機だったら…

って考えてる時期は楽しかったりしますよね。

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