ちょっとした用事の帰りに代官山の蔦屋書店によって、目についたので買ってきました。
で、さっき読了。2時間くらいで読める本です。
内容は会社や個人で仕事をするにあたってのデザインの重要性がわかりやすく解説されており、おすすめできる内容。以前から考えていた内容と被るので、共感しながら読みました。
世の中にはデザインが気になる方とそうでない方がいらっしゃるように思います。私は前者。著者と同じで残念な名刺をもらったり資料をもらったりすると、うーん、この会社(人)は大丈夫かな?って思ってしまうタイプの人間です。いや、何もすごく高度なデザインをしろと言ってるわけではなく、ある程度のコンセンサスが成立するくらいはデザインに気を配っても良いんじゃないかと思っているということです。
デザインを生業にしている方向けの本ではなく、あくまでも会社を経営してたり個人で事業をやられていたりして、例えば名刺や会社案内ってどうすれば良いんだろう?と思っている方に響く内容。だけど、本当はそこに意識が向いていない人に読んでもらうと良いと思うんですけどね。服装とかも同じなんだけど、見た目ってすごく大事だと思います。もちろん見た目だけじゃNGなんだけど、見た目で損をするのはつまらないですよね。
最近のIT系ベンチャー、特にWebやiPhoneなどのアプリケーションをサービスする会社は社内にデザイナーを置いてかなり高度なデザインや統一的なイメージを展開するところも増えてきましたが、数から言えばまだまだ。以前、この現状をなんとかしたいと思い、ベンチャー向けにデザインやコラテラル、名刺や封筒、会社案内などのセットを作って支援するってのができないか何人かに相談したことがあります。
何かできないか、もうちょっと考えてみようかな。
余談ですが、Amazonのレビューに「この著者の会社に仕事を依頼したことがある」って方がネガティブな文章を書いていて、大変な時代になったものだなぁと思いました。本の評価じゃないことを書き込むのってどうなんでしょうね。
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