2012年2月1日水曜日

<書評> トニー・ブザン 頭がよくなる本


トニー・ブザン 頭がよくなる本



Facebookに書いたと思うのですが、自己流でやってきたマインドマップの書き方を見直すために「ザ・マインドマップ」を購入し、読みかけたところでこっちを先に読むべきではないかと思いAmazonでポチりました。朝ポチって夜には届いているってやっぱりすごいことですね。

で、「頭がよくなる本」というすごい題名のこの本ですが、マインドマップを学習するにあたっての前段として読むと良い本だと思います。トニー・ブザンはマインドマップを考案した人。本書は脳の話から始まって、本の読み方、人間の記憶のメカニズムについて解説が行われた上で、後半半分はマインドマップの話が書かれています。

基本的には、人間の脳のメカニズムは未だ解明されない部分が多いものの、その能力が活用しきれていないというのは明確にわかってきており、その能力を活かせばもっと効率的に知識の習得(読書)ができ、そして復習を行うことによって効果的に記憶に留めることができるというロジック。で、人間の脳の潜在能力を活かす手段としてマインドマップという記法が有効であるという展開になっています。

すごくわかりやすく、200ページと少しの薄い本なので、興味がある方は読んでみたらいかがでしょうか。

それにしても最近いろんな本で目にするのが多読、速読の必要性。シンクロナイゼーションか?というくらい……私も本を読むのは速い方なのですが、もっと速く読む技術を身につけないとと思っています。

こうしたこと、なんで学校で教えないんでしょうね。マインドマップに限った話ではないのですが、本の選び方や読み方、議論の仕方など、勉強の仕方を教えることによって学生はもっと有意義な時間の使い方ができるのではないかと感じます。


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