2012年2月19日日曜日

<本> フェルマーの最終定理

前に買っておいたのですが、チマチマと読み始めて今日読み終わりました。
昨日、Google+でフォローしている方から友愛数の話が出てて、不思議なシンクロニサイティを感じたり。

さて、みなさん数学は好きですか?私は嫌いですw
いや、幾何の問題を解いたりするのは大好きでハマるとやめられなくなるんですが、つまらなくて、ややこしい式が並んでるのを見ると吐き気が…

で、この本はおもしろい方の数学の話です。「フェルマーの最終定理」もしかするとどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?中世に実在したフェルマーという数学者が「私はこの定理を証明したが、余白が無いのでその内容は書けない」として亡くなってしまったばっかりに、数世紀にわたって数学者を悩ました難問です。

本書は、フェルマーの最終定理をめぐる様々な出来事だけではなく、数学の目指してきたものは何なのか、どんな発見があったのかなど興味深い内容が一般の方にも分かりやすい言葉で綴られています。素数の話も出てきますし、楕円曲線の話も…。サイモン・シンさんの力作ですね。

ここで、あれ?と思った方。はい、サイモン・シンさんはあの「暗号解読」の著者でもあります。これは文庫になる前に買って面白くて一気に読んだ記憶があります。特殊な業界じゃないと暗号なんて触れることもないですよね。ところが今のインターネット、暗号にかなり依存した世界になってるんです。それも素数や楕円曲線…

フェルマーの最終定理ともども、興味のある方には是非お勧めしたい本。そういえば、「数学ガール」なんて漫画もあるんですね。もしかして数学流行ってるの?


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